ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

2008年09月08日

奥多摩:鷹ノ巣山へ

奥多摩:鷹ノ巣山へ

2008年9月6日〜7日、奥多摩の鷹ノ巣山にテント担いで行ってきました。鷹ノ巣山は2度目。
ゲリラ雷雨に対抗すべく、仕事の合間を縫っての単独ゲリラ出動となりました。

当初は目的地を富士山に設定して、いっしょに行動するはずだったU隊員。がっっ、前日になって足の不調を訴えたので、大事を取って次週へ持ち越し。
そんな中、土日作業の仕事まで入ってきて、我が部隊は壊滅的状況に。ここは作戦をゲリラ戦に変更して、テントを担いで「おひとりさまキャンプ」を実行すべく、奥多摩へ向かう事にする。

9/6 AM4:00
クライアントからの指示内容(エンドレス修正攻撃)を仕事の相棒と確認して、就寝。

9/6 AM10:00
天気を確認。日中は晴れ、夜になって不安定との予報。行ける!パッキング開始。近所のスーパーにダッシュして、適当に食料を買い込む。シャワーを浴びる。

9/6 PM0:10
クルマに荷物を詰め込んで、半ばヤケな気持ちで出発。目的地は鷹ノ巣山に設定。無駄に高速を使って、15時には登り始める事を決意。

9/6 PM3:00
奥多摩某所に着く。鷹ノ巣山に恐らく一番近いところまでクルマで乗り込んだ。周りに民家はあるが、既に携帯は圏外だ。近所の方々の邪魔にならないようにクルマを停める。
ここからの登山道は、正直どんな道なのかわからないが、下って来るハイカーもいるので大丈夫だろう。明らかに「今から登るの?」という顔をされているが、にこやかにスルーw

9/6 PM3:10
バックパックを担いで出発。少し雲行きが怪しい。すれ違うハイカーの後ろ姿をパチリ。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/6 PM4:00
樹林帯なので空模様がよくわからないが、湿度が異常に高くて背中に大汗をかく。昨日飲んだビールは全放出。水は1リットルしか背負ってないが、既に半分ほど飲み干している。体がなまっているからか。だいぶ薄暗くなってきて、すれ違う人はほとんどいない。尾根に出て一休み。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/6 PM5:00
清水が湧き出る水場で顔を洗って、今夜と明日の水を調達。ここの水場はいつも水量が多くて助かる。水場から3分ほどで、鷹ノ巣山避難小屋到着。とても立派で奇麗な避難小屋。
中年のもの静かな男性に声をかけられて、しばらく話しながらテント設営。この方も独りで来られたようだ。避難小屋に泊まるという。今日はもう誰も来ないだろう、避難小屋独り占めですね。
ここは前回も鹿に囲まれたが、今回も顔を見せに出てきたようだ。鹿たちが慌ただしく移動を始めたら、直後に雷雨www

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/6 PM6:00
雷雨を避難小屋でやり過ごしながら、夕食を作る。自作のアルコールストーブで湯を沸かし、レトルトのカレーとサトウのご飯。サトウのご飯はめんどいから暖めずにルーをぶち込む。
食事中、中年の男性といろいろ話をする。こんな山の中で男二人。不思議な縁です。

9/6 PM8:30
避難小屋の寒暖計で、17度くらいだったかな。少し肌寒い。
酒を持って来るのを忘れた事に気付き、中年の男性との話も一段落したのでテントにもぐって寝る。シュラフはモンベルのULスーパーストレッチダウンハガー#4。9月の鷹ノ巣にはオーバースペックだけど、汗が完全に乾ききってなかったのでちょうど良かった。
だいぶ小雨になってきたようだ。時々テントの外で物音がするが、鹿だろう。気にせず寝る。

9/7 AM4:00
目が覚める。よく寝れた。雨は止んだみたいだ。今回のテントGoliteのTrig2は、シングルウォールのシェルターで、風もなく湿度の高いこんな日はやたらと結露しているが、あんまり気にしない。
テントから這い出して、星の多さに言葉を失う。前回来た時はこんなに見えなかった。嵐の後だからだろうか。まだ使い慣れていないGRをミニ三脚に固定して、いろいろ設定を変えながら撮ってみる。シャッター速度30秒で撮れたのがこれ。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

流れ星もいくつも見れて満足。

そうこうしているうちに東の空が明るくなってきた。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

これがいわゆる宇宙色(そらいろ)なのかな。何かを期待させるような気分。

9/7 AM4:30
鷹ノ巣山の山頂までは、ここから40分ほど。今出れば、日の出に間に合うだろう。テントを張ったまま、バックパックに荷物を詰め込む。

9/7 AM5:00
夜明け前の奥多摩の山並み。水墨画っていうのは、こういう景色をみながら描かれたに違いない。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/7 AM5:10
山頂着。朝焼けに染まる山並みをバックに自分撮り。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/7 AM5:30
山頂で朝食の準備をしていると、木々の間から日が昇ってきた。プチご来光を独り占め。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

朝が来ない夜は無い。

9/7 AM6:00
山頂でメシを食う。朝からカップ麺。しょっぱいモノがやたらと旨いw

奥多摩:鷹ノ巣山へ

食後のコーヒーまで飲んで、テントに戻る。避難小屋とテントはこんな感じ。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/7 AM7:00
ビショビショのテント、結露で濡れたシュラフやマットを干してる間に、カメラを持って散策。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

クモの巣。トレイルで顔面から突っ込む事×数十回w

奥多摩:鷹ノ巣山へ

昨日とは違う空の色。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/7 AM8:30
避難小屋の前で昼寝したりしながら、かなりマターリ。
だけど今日は夕方から仕事。午後になると道路も混むので、早めに撤退する。
下りは適度に柔らかな地面が足に優しく、軽く走りながら降りてみる。風が気持ちいい。快調に飛ばしていると、トレイルを横切っているヘビが。思わず声をあげてしまったw
奥多摩の標高1500メートル付近のトレイルは、大体どこもこんな感じ。

奥多摩:鷹ノ巣山へ

9/7 AM10:00
無事下山。右手の人差し指を何かに刺されて腫れてるのに気付く。。。何コレ、痒いし痛いw

とこんな感じでゲリラ作戦成功でした。時間が無くても案外行けるもんです。帰ってから仕事も無事やっつけて、ひと安心。

来週は雲取山がターゲットです。



同じカテゴリー(行動記録)の記事画像
奥多摩:鴨沢〜石尾根縦走
奥多摩:川苔山(川乗山)〜百尋の滝【2日目】
奥多摩:川苔山(川乗山)〜百尋の滝【1日目】
Natulog Backpackers Meeting #1
奥多摩:鷹ノ巣山の紅葉(稲村岩尾根)
赤城山:大沼・覚満淵へ紅葉ドライブ
同じカテゴリー(行動記録)の記事
 奥多摩:鴨沢〜石尾根縦走 (2008-11-25 20:46)
 奥多摩:川苔山(川乗山)〜百尋の滝【2日目】 (2008-11-15 01:07)
 奥多摩:川苔山(川乗山)〜百尋の滝【1日目】 (2008-11-13 04:57)
 Natulog Backpackers Meeting #1 (2008-11-04 19:55)
 奥多摩:鷹ノ巣山の紅葉(稲村岩尾根) (2008-10-29 08:00)
 赤城山:大沼・覚満淵へ紅葉ドライブ (2008-10-20 20:29)

この記事へのコメント
最後の虫が気になって仕方がない・・・。
Posted by ktr at 2008年09月08日 14:31
昇仙峡にしませんかー?
Posted by よしこ at 2008年09月08日 16:35
こんにちは~、Trig2とはずいぶんマニアックな幕をお使いですね。

これからの記事も楽しみにしてます♪
Posted by roadman71roadman71 at 2008年09月10日 16:29
ktr
やっと腫れが引いた。これは多分ダニ系だな、このしつこいカユミは。

よしこ
レディーがそう言うなら、そうしませうw

roadmanさま
こんなブログにコメントいただき光栄です、以前からよくブログ拝見させてもらってました。
手持ちの道具なども記事にしてみようと思います、よろしくお願いします!
Posted by kool8kool8 at 2008年09月10日 18:15
こんばんは!
ゲリラ幕営ですね、どちらかいうと私は隠れ家幕営派です。究極を求めると背の低いタープになるんでしょうけれど、虫や雨の多い日本ではTrig2などが最適でしょうね!
色も渋くて私好みです。
本人は隠れ屋のつもりですが、ヌーキーだと
形が変なので他人からみると派手ににえるみたいで、ちゃっかりバレバレです。笑
Posted by emon at 2008年09月18日 20:33
emonさん
コメントありがとうございます!
trig2は結露とうまく付き合えれば、軽いし広いし良いテントだと思います。何しろ僕は虫がけっこう苦手なので・・・。
リトルヌーキーは実物を拝見した事が無いんですが、風にも強そうですし、上部のベンチが結露に効いてそうですね。
trigも入り口上部にベンチがあれば完璧なのに・・・
Posted by kool8kool8 at 2008年09月20日 03:55
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
奥多摩:鷹ノ巣山へ
    コメント(6)